2006年09月25日

平成17年全国一級河川の水質現況の公表@9/22国交省

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「全国一級河川の水質現況(速報版)」表紙(国土交通省HPより引用)



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■テーマ:平成17年全国一級河川の水質現況の公表
■情報源:国土交通省河川局ホームページ
http://www.mlit.go.jp/river/press/200607_12/060922/index.html
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2006年9月22日、国土交通省河川局は、平成17年の全国一級河川109水系1,106地点における水質状況、環境基準等の満足状況、河川ランキングを公表した。

調査結果では、BOD値(またはCOD値)が環境基準を満足した調査地点の割合は88%で過去最高となり、全国的に河川の水質改善が着実に進んでいる結果を得た。
その一方、BOD値による河川平均水質の下位5河川は1位から4位までは平成16年と順位は異なるものの同一の河川となったが、それぞれの河川単独では大幅に水質の改善が図られているという。

昭和33年からの水質調査結果を見れば、我が国の河川水質が着実に改善されていることが一目瞭然である。

しかし、この調査結果利用時の注意点としては、

 ○国が管理する河川(直轄河川)のみの調査結果でしかない
 ○ある河川での「点」の評価に過ぎず、川の全区間の総合評価ではない
 ○BODという一つの評価基準での相対比較でしかない

例えば、毎年ワースト記録河川として登場する綾瀬川、中川、鶴見川、大和川などは、地元住民一体となった河川環境改善活動が全国の中でも盛んに行なわれている河川であり、近隣住民の川に対する意識の高さやその活動には見習うべき内容が多い。
その一方で、調査地点に含まれない中小河川では、未だに水質の悪化が続いているのも事実。

今回の水質公表結果についても、そうした観点から冷静に捉えるべきであり、ベスト・ワーストの結果よりも、全国で改善が着実に進んでいる点に特に注目すべきであろう。


posted by 和田 at 11:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 河川行政(河川環境) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月18日

「循環のみち」の実現に向けた中期の下水道政策のあり方(中間報告)@9/13国交省

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「『循環のみち』の実現に向けた中期の下水道政策のあり方について」表紙(国交省HPより引用)


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■テーマ:「循環のみち」の実現に向けた中期の下水道政策のあり方(中間報告)意見募集
■情報源:国土交通省都市・地域整備局下水道部ホームページ
http://www.mlit.go.jp/kisha/boshu/boshu60_.html
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平成17 年度末時点で69%にまで達した下水道処理人口普及率。

今や我々の日常生活に欠かせない「下水道」の現在そして未来への課題が理解できる報告書として、「『循環のみち』の実現に向けた中期の下水道政策のあり方について」が9/13に公表された。
あわせて、この報告書に対する意見募集も行なっている。

報告書では、前半部にて、我が国の下水道の現況、及び現在抱える問題点が整理されている。
続いて、中期(概ね10年程度)の下水道政策の基本的方向と施策ごとの整備目標及び具体施策の考え方がとりまとめられており、広い視点で下水道行政を理解することが可能な構成になっている。

中でも注目すべきは、今後の政策展開として、「住民参画への転換」を掲げたこと。

下水道整備の進展と伴に、「下水道があって当たり前」という風潮が国民意識に芽生えていることも事実。
この従来の「見えない下水道」の反省点に立ち返り、「見える下水道」目指して住民参画で下水道整備を進めていく施策の転換が計られたことは、今後の日本人の水意識の高まりにも直結し大いに期待したいところである。

posted by 和田 at 11:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 下水道行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月01日

川の石積み構造物参考資料@news(9/1国交省)

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「石積み構造物の整備に関する資料」表紙
(国土交通省HPより引用)



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■テーマ:河川の美しい景観形成を目指した「石積み」の技術指針公表
■情報源:国土交通省河川局
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2006年9月1日、国土交通省河川局は、より美しい河川景観を作り出すことを目的とした「石積み構造物の整備に関する資料」を公表した。

主な資料構成は、

 ○石積みの基礎知識(種類と用語)
 ○河川における石積み構造物(歴史・実態・事例紹介)
 ○石積み構造物整備の考え方 etc.

現場の河川管理者や技術者を対象に書かれた資料ではあるが、普段何気なく見かける川の護岸の知識が深まり、なかなか面白い内容。
専門家ではなくても、ざっと目を通せば新たな発見があるかもしれない。

コンクリートで覆われた河川から自然豊かな河川へと蘇らせる事業が全国で盛んに行われつつあるが、こうした資料が活用され、石積みによる川の美しい河川景観が生み出されることを期待したい。
posted by 和田 at 19:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 河川行政(河川環境) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

都市未活用水の利用事例@news(9/1国交省)

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「都市における未活用水の利用事例」パンフ表紙
(国土交通省HPより引用)



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■テーマ:「都市における未活用水の利用事例」パンフ紹介
■情報源:国土交通省河川局
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水質が良好であるにもかかわらず有効に利用されず、下水道や河川に排水されてしまう「未活用水」。
この未活用水を利用し、美しい水環境を生み出している全国の事例集を集めたパンフレットが国土交通省河川局により作成された。

  ●都市における未活用水の利用事例

未活用水には、雨水、湧水、地下水、下水再生水、向上排水などがある。

例えば、東京の立会川では、東京駅周辺で処理に困った地下構造物への浸出水を流すことで豊かな水量を創出。
また目黒川でも、新宿地域の下水処理水を流すことで清流を復活させている。

有限の水資源を有効に活用するためにも、更に未活用水利用が推進されればと思う。
posted by 和田 at 18:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 水資源行政 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

東京・横浜から広島へ水支援@news(9/1東京都他)

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東京のペットボトル水「東京水」
(東京都水道局HPより引用)


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■テーマ:東京や横浜から、断水の広島へペットボトル飲料水を支援
■情報源:東京都水道局横浜市水道局
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2006年9月1日、送水トンネル崩落事故で断水している広島県江田島市に対し、東京都水道局や横浜市水道局は、各水道事業体で製造している飲料用のペットボトル水・缶入り水を被災地に支援した。

東京都水道局は、水道水普及広報目的に製造しているペットボトル「東京水」(500ml)を、また横浜市水道局は、災害備蓄用水缶 (350ml)と「はまっ子どうし」 (2リットル)の二種類を支援。

今後、高度成長期に整備された公共施設の老朽化を一気に迎える日本。
広島での事故も明日は我が身と考えれば、危機管理や広報を目的に全国の自治体で輸送可能な水の備蓄が進むことは実に頼もしいことだ。
posted by 和田 at 18:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 防災行政・災害支援 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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