2006年05月30日

すべての川づくりを多自然へ@news(5/30国交省)

20060606(水web).jpg

「多自然川づくりへの展開」(国交省HPより引用)



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■テーマ:提言「多自然川づくりへの展開」について
■情報源:国土交通省河川局ホームページ
http://www.mlit.go.jp/kisha/kisha06/05/050530_.html
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2006年5月30日に、国土交通省より提言「多自然川づくりへの展開」が公表された。

多自然型川づくりがスタートして15年。
これまでの事業レビューから課題を抽出すると伴に、今後の川づくりの方向性が提言としてまとめられている。
キーワードは、「多自然」「市民連携」「人材育成」「河川流域全体」「歴史・文化」。

提言では、これまでの課題を解消するための方向性として以下の三点が示されている。

(1)個別箇所の多自然から河川全体の自然の営みを視野に入れた多自然へ
(2)地域の暮らしや歴史・文化と結びついた川づくりへ
(3)調査、計画、設計、施工から維持管理までの河川管理のすべての段階を視野に入れた多自然川づくりへ

点(工事箇所)→線(河道)→面(流域)という河川管理の変遷の中で、河川は「支配するもの」から「上手く付き合うもの」という思想へのシフトを益々感じることができる。
これまでの「効率性」最優先の時代から「ゆとり」を重んじるという社会全体の動きは、川づくりにおいても例外ではない様だ。

河川行政の紆余曲折の長い歴史の中で、今回示された提言が正しい選択であることを信じたい。
提言の具体化に向けた技術面・政策面での困難を克服し、美しく安全で、そして親しみたくなる様な川が増えることを期待しよう。

約10分ほどで読める「提言」だが、我々と川との今後の付き合い方を考える上でとても有用な資料。

posted by 和田 at 20:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 河川行政全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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